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自由研究が本になった! じめんのボタンのナゾ

2013年12月18日
富山市蜷川小学校4年の本吉凜菜(りんな)さんが「街区基準点」について調べた自由研究が、本になって発行された。街区基準点は地面に打たれた金属びょうで、測量などの基礎となる。管理する日本土地家屋調査士会連合会(東京)が本吉さんの研究に注目し、より広く知ってもらおうと出版した。本吉さんは「自分のやったことが本になるなんて」と驚いている。

 自由研究は2年生の夏休みに取り組んだ。通学路の地面に打たれた金属のびょうやプレートを「地面のボタン」と呼び、県土地家屋調査士会などを訪れ、土地の境界や街区基準点であることを調べて自由研究にまとめた。研究はその年の「全国小・中学生作品コンクール」生活科部門で最高賞に選ばれた。

 日本土地家屋調査士会連合会では、本吉さんの自由研究を高く評価。基準点の意義を子どもたちに知ってもらうきっかけにしようと、昨年9月、本吉さんの文章や写真をそのまま印刷した絵本をつくり、全国の土地家屋調査士会に配布した。

 同連合会はことし、さらに専門知識や写真を加えた子ども向け書籍「調べてみよう地面のボタンのなぞ 一番えらいボタンをさがせ」を編集し、日本加除出版(東京)から発行した。B5判36ページで、基準点の目的や種類を分かりやすく紹介している。

 本吉さんはこの夏、月の動きや形を観察した自由研究「お月さま またあした」でも全国小・中学生作品コンクール理科部門で中央出版社長賞に選ばれ、一昨年、昨年に続き3年連続の入賞を果たした。自分の自由研究が本になり、「土地家屋調査士の人たちに喜んでもらえたので、やったかいがありました」と話している。
(2013/12/11 北日本新聞)

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